小さいサイズに合わせたレイアウトを崩さずに、大きい画面では全体を真ん中に(もしくは左右端に)表示することも可能です。例えばこのページは左右500ピクセル固定で、常に画面のセンターに配置されるように作っています。私自身としては、500ピクセルもまだ1行の文字数が多いと感じていますが、大型のモニタで見たときのバランスを考えると、このくらいかな、と思っています。
縦にも横にもスクロールしなければならないページは、とても見づらいものです。せめて左右幅が小さい画面でも入りきるように作ってあれば、縦スクロールだけで全体を見渡すことが出来て、読みやすくなると思います。

重さ
アクセスしてもなかなか画面が表示されず、イライラした経験は誰にでもあると思います。これは自分のつないでいる回線がISDN・ADSLか、アナログモデムか、またプロバイダのバックボーンの回線の太さなども要因の一つですが、やはりそのページの重さが主たる原因です。重たいページは、せっかく訪れてくれた人をイライラさせるだけでなく、その人の電話代にも跳ね返りますので、表示される前に諦めて他のホームページへ行ってしまう可能性が高くなります。
制作中は画面にローカルで表示しているため、重たい画像を使っても結構早く表示されます。しかしこれをいったんサーバーにアップロードして電話回線を通じて表示すると、思っていた以上に重く感じるはずです。
では、どのくらいのページが「重い」「軽い」と言われるのでしょう。一般に1ページ分のHTMLファイル、およびそこに使われている画像などの合計を、50KB以内に抑えることが良いとされています。もちろん軽ければ軽いほど快適です。上限は80KBが限界と思っていて下さい。よほどその人にとって価値のある情報がない限り、重たいページは敬遠されますのでご注意を。
|