基礎編
| Homepageの仕組み | HTMLで出来ること | 注意すべきこと |
Homepageの仕組み
はじめに
どうせ作るならいいホームページを作ろう




はじめに

はじめにお断りしておきますが、ここは初めてホームページを作ろうと思うが人が、初めの一歩を踏み出すための下準備のページです。「最初の一歩目」については書いてありません(笑)。一歩目のスタートラインまでの道しるべとしてお読みください。ですので、ある程度の知識を持った中級者以上の人はもちろん、すでに1歩目を踏み出された方には、まったく価値がないかも知れません。それでも「ヒマだから読んでみる」と言う方は、サラッと読み流してもらえれば嬉しいです。

「HTMLで出来ること」には実際にホームページ上で表現できる代表的なことを示しています。また「注意すべきこと」では、制作にかかる前に知っておいて欲しい基本的な注意事項や、実現するために背負わなければならないリスクを中心に紹介しています。タグの書き方等は「HTML編」に掲載しましたので、そちらをご覧ください。

基本的にNetscape Navigator(以下NN)ver3、Internet Explorer(以下IE)ver3以上のブラウザで見ることを基準としています。そのため最新のブラウザソフトで可能なことは書いてありませんし、最近のHTMLの仕様とは異なるものもあります(たとえばFONTタグの廃止等)。新しい情報に関しては、他のサイトや雑誌・書籍などを参考にしてください。

「まとめ読み」をダウンロードしてご覧になっている方は、下の「index」ボタンは機能しません。ご了承ください。




どうせ作るならいいホームページを作ろう

果たして自分にホームページなんて作れるのか? 作れたとしても誰も見たくないようなページしか作れないのでは? なんて考えていませんか?
大丈夫です(笑)。
今あなたが、このページをご覧になっているということは、あなたには「インターネットに接続してネットサーフィンをするだけの知識がある」ということですね? しかも、こんなマイナーなページにたどり着いたということは、なかなか立派なことです(笑)。それだけ出来れば、あなたには十分な才能があります。

あなたはこのページにいらっしゃる以前に他の色々なホームページをご覧になっていると思いますがいかがでしょう? その中で「このホームページは良くできてる」とか「このページは面白い」とか、感心したサイトはあったでしょうか? また「これはひどい…」と感じたページはどうでしょう(私のページ以外で・笑)。
もし、あなたがこれからホームページを作ろうと思ってらっしゃるなら、そう感じた全てがあなたの財産です。なぜ良かったのか、なぜひどいと感じたのかをよく考えてみれば、「こんなページにしたい」「こうはしたくない」という指針が見えてくるはずです。

「良いページ」「悪いページ」というのは、見た人の感覚によるものですから、これが優れたページだ、これが悪い作り方だという、明確な線引きはできません。しかし、一般的に良くないホームページの作り方として、以下のようなことが言われています。
●画面にページが表示されるまでずいぶん時間がかかる。
●自分が行きたいページが解らなくて迷子になる。
●文字が小さすぎる。また背景の色と同化して読みにくい。
●画面のあちこちでアニメーションが動いていて文章が読みづらい。
●音が勝手に鳴ってうるさい。
●いつまでも更新されず、いつ行っても同じ内容しか無い。
●もしくはどこが更新されているのか解らない。
●ページが画面に入りきらずに、縦にも横にもスクロールしなければ見渡せない。
●内容が希薄で見る価値が無い。
い、いや…。書いていると身につまされそうなので、この辺にしておきます(笑)。
しかし、いかがでしょう。どれも当たり前のことばかりだと思いませんか? なのにインターネットをやっていて、思い当たるサイトの一つやふたつは、あったかと思います。

ソフトやハードの進化で、今はだれでも気軽にホームページを作ることが出来るようになりました。そして誰だって「優れたサイト」を作ろうとしているはずです。なのに何故上記のようなホームページがあるのでしょうか。もちろん作り手の技量という問題もあるでしょう。しかし、ホームページの仕組み自体が、まだまだ自由の利くものではないため制限が多く、さらに日進月歩の勢いで進化している真っ最中の技術ですので、なかなか思うようなホームページを作ることは難しいのが現状なのです。

ですので、「完璧」を望むことはできません。それはプロと呼ばれている人にもできない事なのです。まして私が作り方を教えることなど、できっこありません(笑)。
それでも「こういうことは出来ても、こういうことは出来ない」「こうするためには、こういうリスクを伴う」と言った知識を踏まえた上で、その中で出来る限り自分の理想に近づけていけば良いのではないでしょうか?
そして出来上がったホームページは、世界にふたつと無い、あなた自身のホームページです。それは、あなたにとって世界で一番優れたホームページになるはずです。

そしてこのページが少しでも、そのお力になれれば幸いです。
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