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表現できない文字
おわわりに ![]() 表現できない文字
私はMacintoshユーザーです。ホームページの確認用にWindowsマシンも所有していますが、基本的に仕事・プライベートを含め、Webを見るのもMacintoshを使用しています。Macintoshでホームページを見て回っていると、実によく目にするのは
(日)最初にここをクリックします。 (月)次にこれをこうします。 (火)最後にここをこうしてください。 というものです。この(日)(月)(火)は何でしょう。Macintoshユーザーなら、もうイヤというほど見ている方が多いと思いますが(笑)、Windowsで丸数字を使った場合に起こる現象です。(日)は丸1、(月)は丸2です。これは機種依存文字と言って、Web上では使ってはいけない文字なのです。もちろん逆も同じで、Macintoshできちんと表示されていても、丸数字などはWindowsでは文字化けして読めない状態になります。これはホームページだけでなく、メール上でも同じことが言えますので注意してください。「I」「II」「IIX」などのローマ数字も同様です。 頭が痛いのは旧漢字です。人名・地名などは勝手に略字にしてしまうわけには行かないケースがあります。ハシゴ高の高田さん、土+口の吉田さん、さぞや無念なことでしょう(笑)。しかし、仕方がないのです。インターネットとはそんな物なのです。 またアクセントの付いたアルファベットなども表記するのに困るケースもありあます。AとEがくっついた文字や、頭に「、」が乗っかったアルファベットなどです。実はこれらは特殊なタグを使うことで、ホームページ上に表記することが可能なのですが、悲しいことに日本語環境では使えないのです。 半角文字で「<」や「>」、また「&」「"」を使うときも注意が必要です。なぜならこれらの文字は、タグを指定するために使う記号だからです。うかつに使うとブラウザは文章の一部なのか、命令の一部なのか判断出来なくなってしまう怖れがあります。これらの文字を使いたい場合は以下のように表記します。全角文字で記しますので半角になおしてください。 <-------&lt; >-------&gt; &------&amp; "-------&quot; ![]() おわりに
少しは参考になりましたでしょうか?
最後にもう一度繰り返しますが、ホームページのレイアウトは、まだまだいいかげんな物です。そして技術の進化の過渡期にいます。なので自分が思い描いたデザインを実現することはたいへん難しいと言えるかも知れません。 そのあたりはどこかで割り切らなければならない場面も出てくるでしょう。また無理に追求すると重たいページになったり、見てくれる人を制限しなければならなくなります。そのラインをどこに引くかは、制作するあなたの判断にゆだねられます。 割り切って「自分のページは最新ブラウザ以外の人は見てくれなくてもいい」というのも一つの判断だと思います。どんなに重いページでも「それを我慢してもらうだけの価値がある」と思うなら、重くてもいいと思います。 そしてあまりこだわらずに「とにかく作ってしまう」というのも良いと思います。こだわったところで、現状ではこだわりきれないわけですから。とにかく、まず自分が楽しんで作ることが、何より大切なのではないかと私は思います。ぜひ素敵なホームページを作ってください。 長々とつまらない文章を読んでくださってありがとうございました。よろしければ「HTML編」もご覧ください。 |
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