●<HTML>
長々と前置きばかり書いてしまいましたが、とりあえずHTMLファイルを作ってみることにしましょう。
HTMLはタグで出来ていると前に書きました。そして開始タグと閉じタグによって挟まれた部分が表示されるとも書きました。そこで、HTMLファイルを作るのに、まずやらなければいけないことは<HTML>と</HTML>というタグで全体を挟むことです。この<HTML>開始タグと</HTML>終了タグに挟まれた部分がHTMLとして表示されるのです。ここからはみ出したもの(つまり<HTML>開始タグと終了タグの外にあるもの)は基本的にブラウザに表示されない物と思ってください。また、表示されてしまう場合もありますので、不要にHTMLタグの外に何か書き込まないようにして下さい。とりあえずメモ帳、もしくはシンプルテキストを開いて、<HTML></HTML>と入力しましょう。
●<HEAD><BODY><TITLE>
この<HTML>と</HTML>の中は2つの構造で出来ています。1つは「ヘッド」部分で、もう一つは「ボディ」部分です。
ヘッドの中にはこのファイルの定義を書き込みます。ブラウザには表示されませんが、例えばタイトルや、検索エンジンに登録する際のキーワードなどをここに書きます。もちろん「開始タグと終了タグで挟み込む」ことが基本ですから、<HEAD>と</HEAD>の中に書き込みます。
とりあえず、「練習」というタイトルを入れてみましょう。タイトルのタグは<TITLE>です。
<HEAD><TITLE>練習</TITLE></HEAD>
となります。
実際にブラウザに表示したい物をボディの中に書きます。ここは、とりあえず「こんにちは」と入力してみましょう。
<BODY>こんにちは</BODY>
これでHTMLファイルが出来上がりました。まとめると以下のようになります。